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上下水道の現場管理、機器配管の据付け、補修工事

卓工業は上下水道の現場管理、機器据付け、補修工事を行っています。
今回は下水処理場に関して説明します。
下水処理場とは、下水道の汚水を浄化し、河川、湖沼または海へ放流する施設の事です。
日本の下水道法では、「終末処理場」と呼称してあり、下水を最終的に処理をして河川及び公共の水域又は海へ放流する為の設備です。
下水処理のフロー(標準活性汚泥処理設備)
下水処理場に入ってきた下水は、最初に沈砂池に入り細目、荒目スクリーン及び除塵機にてゴミを除去した後、ポンプにて最初沈殿池に送ります。
ここでは掻寄機にて沈殿しやすい汚れを除去します。
沈殿した汚泥は汚泥処理設備へ送られゴミはスカムスキマーにて除去され、下水は沈殿池上部にある、越流堰から流れ出て生物反応層へ送られます。 ここでは最終沈殿池、掻寄機にて掻寄せられた汚泥をポンプにて引き抜き返送管を通じて生物反応へ圧送し、生物反応槽入口にある流入ゲートより返送汚泥と最初沈殿池より送られて来た処理水が加えられ、高濃度の微生物によって有機物の吸着、採取、消化分解が行われます。
最終沈殿池では、活性汚泥をゆっくり沈殿させ上部のゴミはスカムスキマーにて取り除き上澄は越流堰よりながれ出て、塩素混和池へ送られ放流されます。
今回工事を行った生物反応槽の写真です。
この池では、返送汚泥、最初沈殿池から来た上澄みが水中攪拌機にて攪拌されて次の槽へ流れここでは酸素曝気して微生物の活性化をはかり、有機物吸着、採取消化分解が行われる槽です。
 
現場では、安全を第一に、施工管理、工程管理、品質管理、近隣対策を行い工事関係業者は、現場で入所者教育を行い、工事着手前に関係業者全員にて事前検討会議を行います。
又月に1度作業員全員に、安全標語の提出及び、現場作業にて改善提案が有れば改善を行い安全かつ作業が効率よく行える用、日々努力しています。
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